Playground · Nursery · Kindergarten Design
監修:株式会社アトリエ アムニー代表取締役 飯沼伸久(1級造園施工管理技士・ビオトープ施工管理士 在籍/2008年創業)
こども家庭庁が示す「共主体」の保育、非認知能力を育む「環境を通した教育」——。その答えを、私たちはカタログの既製遊具ではなく、 子どもの工夫や発見を引き出す自然素材、 年月とともに味わいを増していく庭、 虫や植物とのふれあいから命のつながりを学べるビオトープとして実装します。 卒園した子が大人になっても、ふと帰ってきたくなる 「園の原風景」を、先生方と一緒につくります。
園庭づくりを、もっと深く知りたい方へ。具体的な提案、国の指針との関係、およびその根っこにある考え方——それぞれの入り口をご用意しました。
実践 · 経営者・園長先生向け
「For children」の限界を越え、子ども自身が遊びを見つける余白をどう設計するか。施設経営・園運営の視点から、具体的な園庭づくりの考え方をご提案します。
具体的な提案を読む →
背景 · 私たちの原点
「against, for, with, by」——ランドスケープデザイナー・高野文彰氏が生涯をかけて追い求めた「By people」の思想と、世田谷プレーパーク運動の系譜をたどります。この系譜があるからこそ、私たちはプロセス自体が最高の教育プログラムになるワークショップ型の園庭づくりをご提案できます。
思想の系譜を読む →
解説 · 保育指針との関係
既製遊具に頼らない「余白のある園庭」が、なぜ「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を自然に呼び覚ますのか。造園と保育環境の視点から解説します。
環境構成の考え方を読む →
レポート · 先達の思想
「ランドスケープは誰のために」。ランドスケープデザインの第一人者たちの思想から、これからの風景づくりを考えるシンポジウムレポートです。
シンポジウムの学びを読む →
新着 · 環境省「30by30」アライアンス参画
2030年までに陸と海の30%以上を保全する国の目標「30by30」。既製遊具ではなく生態系を実装する園庭は、国の認定制度「自然共生サイト(OECM)」の候補にもなり得ます。制度の仕組みと経営的な意義を解説します。
30by30の取り組みを読む →こども家庭庁の指針が掲げる「共主体」「こどもまんなか社会」、そして非認知能力の育成——。理念だけでは、園庭は変わりません。理念を物理的な環境として実装できるのは、高度な造園技術だけです。
「こどもが自ら考え、工夫する
非認知能力を育てたい」
微地形の設計とビオトープ。雨の日には水たまりができ、季節で泥の硬さが変わる「予測不可能な環境」を意図的に作り、こどもの試行錯誤を誘発します。プロセス自体が最高の教育プログラムになるよう、地形から設計します。
「こどもまんなか社会・
地域と共生する園にしたい」
雨水や落ち葉を循環させるパーマカルチャーの導入。災害時にも強い「地域循環共生圏」を園庭スケールで実現し、地域社会から選ばれる園のシンボルとします。
※ 保育学舎らが提唱する「子ども主体の保育」「環境を通した教育」の考え方を参照しつつ、当社の設計思想として整理したものです。詳しい制度的背景は 保育所保育指針が求める「環境構成」とは をご覧ください。
私たちが大切にしているのは「暮らしに寄り添う、ほんものの美しさ」です。 職人の手仕事、飾らない自然の素材、使い込むほど味わいが増していく風合い。 この考え方を園庭に置き換えると、答えは「既製品の遊具を並べる」ことではなく、 ちょっとした起伏、大きさのそろわない石、流れる水、季節で表情を変える樹木を主役にすることだと、私たちは考えています。
「決まりきった正解のない“余白”があるからこそ、子どもたちは自分で遊びを見つけ、工夫する力を伸ばしていく。」
そして、私たちが目指すのは「園の想いを未来へつなぐ庭」——完成した日がゴールではありません。 ウリン材などの丈夫な木材が時を刻み、植物が育ち、土がだんだんと豊かになっていく。 卒園した子が大人になってその庭の前に立ったとき、自分の幼い頃の景色がそこに残っている。 そんな「卒園生が帰ってこられる、園の原風景」としての庭をつくります。
造園思想からみる「遊び場」の系譜——高野文彰の「By people」とプレーパーク運動 →「遊具を置いたら完成」ではありません。子どもの主体性を引き出す環境、園の想いを未来へつなぐ庭、地域とゆるやかにつながる場所——この3つの視点を束ねて、子どもたちの好奇心・感性・自分でやってみようとする力を育む環境をつくります。
既製品の遊具を置くのではなく、ちょっとした土手の起伏、大きさのそろわない石、流れる水、季節で表情を変える樹木など、自然の素材そのものを主役にします。職人の手仕事が宿る素材は、触れるだけで五感を豊かに刺激します。「使い方が決まっていない余白」の中でこそ、子どもたちは自分で遊びを発見し、工夫する力を伸ばしていきます。
【代表コラム】1993年、高野文彰氏への「押しかけ弟子入り」から始まった住民参加のプロセスデザイン
住民参加のプロセスそのものを、こどもと先生が共に育つ「最高の教育プログラム」へと転換する設計手法です。
By childrenの余白設計について詳しく読む →耐久年数30年以上のウリン材(アイアンウッド)が年月とともに深い色合いになり、植栽が育ち、土が豊かになっていく。完成から10年後・20年後、そして卒園生が大人になって訪れたときにも、変わらずそこにある——。時間が経つほど価値が増していく「園の宝物」となるよう、素材と植物をひとつひとつ選び抜いています。
【代表コラム】国営・県営公園の生態系復元から学ぶ:生物多様性保全の園庭ビオトープ
国営公園レベルの生態系復元の知見だからこそ、「予測不可能でも、安全な」試行錯誤の環境を設計できます。
十勝千年の森等の実績と自然復元の知見を読む →【代表コラム】日本と生物多様性条約:批准から現在までの流れと、環境保全を担う資格の最前線
1993年の条約批准から「生物多様性国家戦略2023-2030」まで。園庭ビオトープの土台となる制度の歩みと「こども環境管理士」を解説します。
生物多様性条約の歴史とこども環境管理士について読む →【新着】園庭が「自然共生サイト」の候補に。30by30に貢献する次世代の保育環境
環境省の国際目標「30by30」と認定制度「自然共生サイト(OECM)」に、園庭づくりからどう貢献できるかを解説します。
30by30・自然共生サイトについて読む →園庭は子どもたちだけのものではありません。先生が無理なく見守れて、地域の方が実りを分けてもらいに立ち寄り、おじいちゃん・おばあちゃん世代と子どもが自然に出会う——。地域にゆるやかに開かれた「縁側のような庭」が、園の温かさを伝え、「この園に通わせたい」と選ばれる理由になっていきます。
【代表コラム】3.11被災地「貞山堀」を歩いて:園庭における「地域循環共生圏」の実装
すべてが失われた被災地で得た確信が、地域に開かれた「縁側のような庭」という思想の原点になっています。
地域循環共生圏の思想について詳しく読む →
五感で学ぶ、自然とふれあう庭
「自然と仲良くなる」設計とは、単に植物を置くことではありません。季節の移ろいを肌で感じる落葉樹、生き物が集うビオトープ、食べられる実のなる果樹や野菜の畑——子どもたちが日常的に命のつながりや自然の不思議にふれられる環境が、好奇心や感性の土台となる「原風景」を育みます。里山の風景を園庭にぎゅっと凝縮し、都市部の保育施設でも豊かな生態系をつくり出します。
ビオトープについて詳しく見る →
遊びながら育む、食育と探究心
雨水タンク・コンポスト・食べられる実のなる木々を、無理のない範囲で庭に配置します。給食の残りが土になり、その土でまた植物が育つ——この目に見える「循環」の中で過ごすことで、子どもたちは自然と調和する暮らし方を、理屈ではなく体で学んでいきます。「ダンゴムシに落ち葉のごはんをあげる」「雨水で畑のトマトに水をやる」——そんな日常の小さな行動が、そのまま豊かな食育の実践になります。
安心して挑戦できる庭
保育施設の安全基準(JIS規格・こども家庭庁ガイドライン)をきちんと守りながら、同時に「ちょうどよい挑戦(見えている危険=ハザードではなく、乗り越えるべきリスク)」を設計に残します。少し高い場所に登る喜び、不安定な地形を渡る緊張と達成感——「自分の力でできた」という自信こそが、失敗から立ち直る力と生きる力の根っこを育てます。1級造園・土木施工管理技士が設計から施工の管理まで一貫して担当するので、先生方が現場を細かくチェックする負担も抑えられます。
夏の日差しから子どもを守る、もう一つの安全設計
「挑戦」を残す安全設計と同じくらい大切にしているのが、年々厳しさを増す夏の紫外線・熱中症への備えです。日よけシートやサンシェードは設置と撤去の手間がかかり、風で傷みやすく、その下の空気はこもりがちです。私たちが提案するのは、樹木の蒸散作用によって自然に涼風が生まれる「生きた日陰」。葉が茂るほどに木陰は広がり、園庭は年月とともに涼しく、豊かになっていきます。木漏れ日の下で過ごす時間は、子どもたちの自律神経を整え、穏やかな集中力を育む「もう一つの教室」にもなります。樹種の選定から配置計画まで、1級造園施工管理技士が園庭全体の生態系設計の一部として組み込みます。
紫外線・熱中症対策について詳しく見る →「よく観察し、つながりを見つける」という考え方をもとに、保育施設の園庭を「ただの運動場」から「子どもと一緒に育っていく生きた場所」へと変えていきます。
花壇を、ハーブ・ベリー・果樹・野菜が一緒に育つ「食べられる庭」に。雨水をビオトープへ導き、コンポストで生ごみを土に変え、地形にわずかな起伏を加えて雨水をゆっくり土に染み込ませる。子どもたちが遊びの合間に実を摘んだり、虫を観察したりできる「生きた舞台」をつくります。
先生が「遊びを与える」のではなく、子どもが環境とふれあう中で自然に遊びが生まれる場をつくります。「この葉っぱはレモンの匂いがする」「ミミズがいるところの土はフカフカしている」——多様な植物・虫・水・土がある空間では、五感を働かせる発見が日常の中で自然と起こります。
自然は思い通りにならないこともあります(虫に食べられる、枯れてしまうなど)。しかし、その経験に向き合う中で「うまくいかなくてもやり直せる」という立ち直る力と自分でできたという自信が育ちます。「太陽と水と土があるから植物が育ち、虫が来て鳥が来る」——物事のつながりを体で理解する探究心の芽生えを後押しします。
育ちすぎた苗や収穫した野菜を保護者・地域の方々と分け合ったり、地域の方を招いて一緒に木を植えるワークショップを開いたりすることで、保育施設が「地域の人たちが集う場所」へと育っていく未来を描きます。
アトリエアムニーがランドスケープデザイナーとして携わった「医・食・住と学びの多世代交流複合施設 アンダンチ(宮城県)」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催のグッドデザイン賞を受賞しました。さらに園内の遊び場は「第36回 緑の環境プラン大賞 国土交通大臣賞」を受賞。子どもたちが安心して過ごせる質の高さと、地域への貢献の両立が評価いただいた結果です。
自然とふれあう園庭は、完成したら終わりではありません。子どもたち・先生方・保護者・地域の皆さんが関わりながら、共に育てていく「生きている庭」です。
乳児期・幼児期・学童期——それぞれの時期に子どもが求めている「遊び」を読み解き、年齢ごとのエリア分けと同時に、異年齢の子どもたちがゆるやかに関わり合える空間を設計に組み込みます。
「見る・聞く・触る」五感の刺激と、特定の大人との信頼関係づくりが大切な時期です。ハイハイが安全にできる柔らかな芝生エリア、音の鳴る木の葉、手触りの違う石——感覚遊びを誘う自然素材の配置が、心と体の育ちを豊かに支えます。保護者の方が見守りながら自然と会話できるベンチや木陰も欠かせません。
「自分でやりたい」という気持ちが育ち、ごっこ遊びや集団遊びへと広がっていく時期です。少しだけ「挑戦」できる段差やスロープ、想像力をかき立てるプレイハウス、泥・砂・水・土など自然素材で行うダイナミックなおままごと——多様な体の動きが経験できる場が、就学前教育の土台となる生きる力を育てます。
自分たちでルールを作り、守っていく仲間遊びや秘密基地、探究心を満たす冒険遊びの時期です。使い方を限定しない「余白」のある広いスペース、大人の目が届きつつもこっそり集まれる半囲まれた空間、廃材・ロープ・木切れなどの自由に形を変えられる素材が、社会性と立ち直る力を磨く最良の環境になります。
国家資格に裏打ちされた施工管理と、素材・工法への深い知見があるからこそ、日々の負担を増やさず、10年・20年先も美しく機能し続ける園庭が生まれます。
腐食・シロアリ・菌類への卓越した耐性を持つウリン材(アイアンウッド)は、適切な施工で耐用年数30年以上。防腐剤の塗り直しなど日々のお手入れがほとんど不要なので、先生方の負担を増やさずに長く使い続けられます。年月とともに深みを増す「園の宝物」となる素材です。
水質管理・底床の構成・水生植物の選び方・地域の在来種への配慮など、専門知識をきちんと設計図面に落とし込み、カエル・トンボ・メダカが暮らす水辺環境をつくります。ビオトープ施工管理士の資格を持つ担当者が、虫や生き物の管理面の不安にも丁寧にお答えします。
雨水貯留タンク・水はけの良い舗装・雨水を誘導する地形を採用し、大雨のときの浸水リスクを減らしながら、その水を泥んこ遊びやビオトープの水源として活用します。安全基準(JIS・こども家庭庁ガイドライン)への適合も標準で対応します。
仙台市(青葉区・若林区・太白区・泉区・宮城野区)、富谷市、利府町、大和町、七ヶ浜町、多賀城市、塩釜市、松島町、栗原市、東松島市、石巻市、大崎市、名取市、岩沼市、角田市、白石市、丸森町、蔵王町 他
盛岡市・奥州・花巻市・北上市・一関市・横手・大仙・新庄・秋田周辺 山形市・天童市・福島市・相馬市・会津若松市・ 帯広市・音更町・士幌町・中札内村・更別村・幕別町 他
さいたま市・川越市・熊谷市・秩父市・所沢市・飯能市・鶴ヶ島市・坂戸市・深谷市・ 前橋市・高崎市・伊勢崎市・太田市・桐生市・ 宇都宮市・東京都心部・西東京・多摩地区 他
子どもたちが安心して遊べる環境には、感染症リスクへの理解、虫や植物のメンテナンス対策、法的な安全基準への対応が欠かせません。アトリエアムニーでは、設計・施工から日々の運用管理まで、先生方の負担を増やさない形でのリスク軽減策をご提案しています。
保育施設(特に園庭や屋外の遊び場)では、子ども特有の行動(土や植物に直接触れる、手を口に入れるなど)や免疫力の低さから、以下のような特有のリスクが想定されます。
おもちゃの共有、密着した遊び、給食やお昼寝などにより、ノロウイルス(感染性胃腸炎)、手足口病、RSウイルス、インフルエンザなどが瞬く間に集団感染(アウトブレイク)しやすい環境です。
砂場は子どもたちが最も好む遊び場の一つですが、野良猫などの排泄による感染症リスクが最も高い場所でもあります。
遊び終わった後は、砂場全体を覆う専用のシートや網(カバー)を必ず掛けます。猫は夜行性で柔らかい土を好むため、夜間や休日の対策が必須です。
定期的に砂を深く掘り返し(切り返し)、日光に当てて乾燥させ、紫外線の殺菌効果を利用します。
定期的に砂を採取し、専門機関による寄生虫卵の検査を実施することで、安全性を客観的な数値で確認します。
| 植物のカテゴリー | 具体的な植物例 | 避けるべき理由(リスク) |
|---|---|---|
| 有毒植物(経口毒性) | キョウチクトウ、スイセン、アジサイ(一部)、ヨウシュヤマゴボウ | 誤飲した場合、嘔吐、下痢、けいれん等の中毒症状を引き起こし、重篤な場合は命に関わります。 |
| 有毒植物(接触性皮膚炎) | ウルシ、ハゼノキ、イチョウ(果肉)、チャドクガの宿主(ツバキ、サザンカ) | 樹液への接触で重篤な皮膚炎を発症します。毒蛾の宿主となる樹木は毒針毛の飛散リスクがあります。 |
| 有棘植物(トゲがある) | バラ(原種系含む)、イバラ類、ナツメ、サボテン類 | 転倒時や不注意な接触により、深い切り傷や刺過傷を負う物理的ハザードとなります。 |
保育施設の「園庭」の安全性には、児童福祉施設の設備運営基準などの法律上の最低基準と、こども家庭庁・厚生労働省が定める事故防止のための実務ガイドラインが存在します。
一般的な基準: 2歳以上児1人につき 約3.3㎡以上(※都市部など条件により、近隣公園の代替利用や屋上園庭が特例として認められる場合があります。)
滑り台、ブランコなどの固定遊具は、日本産業規格(JIS)や国交省の都市公園における遊具の安全確保に関する指針に基づいて厳格に管理されます。
園庭は災害時の一次避難場所としての機能も担います。建物の倒壊や落下物の影響を受けない安全な避難動線の確保と、日常的な避難訓練を想定した空間設計が重要です。
保護者が施設見学に訪れた際、園庭の安全性は「遊具の劣化状態」「転倒時の安全性が担保された地面か」「死角がなく保育者の目が行き届いているか」「門のセキュリティ」「十分な日陰の有無」などから直感的に評価されます。
園庭づくりをご検討される園長先生や理事長先生からよくいただくご質問にお答えします。
A. むしろ一般的な防腐木材や既製品遊具よりも、長期的なメンテナンスの手間とコストを抑えられる設計にしています。
当園庭で使用するウリン材(アイアンウッド)は、抜群の耐久性を持ち、定期的な防腐剤の塗り替えが一切不要です。また、植栽には地域固有の在来種や自生力の強い樹木を中心に選定するため、過度な水やりや繊細な剪定管理は必要ありません。子どもたち自身が「水やり」や「落ち葉集め」を遊びの一部として楽しめる仕組みも合わせてご提案しており、先生方の日々のお世話の負担にならないよう設計しています。
A. 生態系のバランスを考慮した設計と、厳格な安全対策を両立させています。
ボウフラ対策としては、水流を穏やかに循環させる構造にし、天敵となるメダカやトンボの幼虫(ヤゴ)が定着する生態系を整えることで、大量発生を自然に抑制します。安全面に関しては、水深を子どもたちの膝下(20cm〜30cm程度)の浅瀬に設定し、周囲に緩やかな傾斜や安全な石組みを施すことで、JIS規格およびこども家庭庁のガイドラインをクリアする安全設計を徹底しています。
A. はい、都市部の限られた敷地(小規模保育園やビルの合間の園庭)でも十分に可能です。
限られた空間を立体的に活用することが基本の考え方です。壁面を利用した垂直の菜園や、小さなコーナーを使ったコンパクトなコンポスト、わずかな起伏を活かした泥遊びエリアなど、敷地の広さに合わせた最適な「余白のデザイン」をご提案します。まずは現在の園庭の図面や写真をもとに、お気軽にご相談ください。
園庭づくりは、未来への投資。予算確保の段階から、共に伴走します。
園庭の新設や改修には、数百万〜数千万円規模の予算が必要です。アトリエアムニーでは、園の規模やご要望に合わせた段階的なプランニングはもちろん、自治体の補助金・助成金申請を見据えたサポートも行っております。まずはおおよその目安をご確認ください。
園庭の一角を自然エリアにしたい、ビオトープを導入したいというご要望に対応します。限られた予算と工期で、空間を有効活用した自然体験の場を創出します。
費用目安
150万円 ~ 400万円
工期目安
約2週間 ~ 1ヶ月
内容例: 小さな水辺の創出 / 泥遊びエリアの設置 / 部分的な植栽・樹木の導入
詳しく相談する →既存の遊具を撤去し、自然素材の遊び場へ一新したいというご要望に。動線や複数エリアの造園を含めた、より包括的な園庭づくりをご提案します。
費用目安
500万円 ~ 1,500万円
工期目安
約1ヶ月 ~ 2ヶ月
内容例: 遊具に頼らない起伏(築山)の造成 / 砂場や動線の再設計 / 複数エリアの複合的な造園
詳しく相談する →新設の施設や、園庭全体を完全に刷新したいというご要望に対応。グランドデザインから生態系の構築まで、本格的な園庭づくりを実現します。
費用目安
1,500万円 ~ 3,000万円以上
工期目安
約2ヶ月 ~ 4ヶ月
内容例: 敷地全体のグランドデザイン / 土壌改良から行う本格的な生態系の構築 / 幼老共生の庭づくり
詳しく相談する →保育施設の園庭緑化や施設整備においては、国や自治体から補助金・助成金が交付されるケースが多くあります。アトリエアムニーでは、園の皆様がスムーズに申請を行えるよう、要項に合わせた「専門的な図面・設計図の作成」「コンセプトの明文化」「詳細なお見積書の作成」などを全面的にバックアップいたします。初めての申請でも担当者がしっかりと伴走いたしますので、予算確保の段階からお気軽にご相談ください。
園庭・外構の環境改善には、保育環境向上・防災対策・脱炭素/緑化という3つの切り口から、国や自治体のさまざまな補助金・交付金を組み合わせられる可能性があります。制度は毎年内容が更新されるため、まずは「どんな種類があるのか」の全体像を掴んでいただけるよう、代表的な制度と地域ごとの傾向をまとめました。
保育環境向上
こども家庭庁の「保育環境改善等事業」や「就学前教育・保育施設整備交付金」など、老朽化した設備の更新や熱中症・安全対策のための改修を後押しする制度が土台になります。
防災対策
自治体ごとのブロック塀等の撤去・改修助成、雨水タンクや防災広場整備など、園庭を「一次避難場所」として機能させるための整備に活用できる制度が各地にあります。
脱炭素・緑化
国土交通省・農林水産省・環境省が連携する「グリーンインフラ支援制度」や、自治体独自の緑化助成・太陽光関連補助など、園庭の緑化やエコ化を支える制度が拡充傾向にあります。
東京都・埼玉県・群馬県・栃木県・福島県・宮城県での豊富な施工実績をもとに、各エリアで見られる補助金活用の傾向を整理しました。制度の有無・要件・金額は自治体や年度によって異なりますので、あくまで「検討の出発点」としてご覧ください。
国の「保育環境改善等事業」を基盤に、都独自の上乗せ加算や、区市町村ごとの施設整備費補助(老朽化対応・遊具更新など)を重ねて活用できるケースが多く見られます。区市町村ごとに窓口や様式が異なるため、所在地の担当課への早めの相談が鍵になります。
多くの区市町村でブロック塀等の撤去・改修助成や、感震ブレーカー等の防災用品設置補助が用意されています。雨水タンクの設置など、園庭を災害時の一次避難スペースとして機能させる整備が対象になる場合もあります。
東京都都市緑化基金による「緑化助成事業」では、外構部・壁面緑化などの工事費の一部を支援する仕組みがあり、園庭の樹木・植栽計画と相性の良い制度です。
「就学前教育・保育施設整備交付金」の活用に加え、市町村独自の保育環境改善補助を組み合わせる例が見られます。当事務所の埼玉アトリエ(鶴ヶ島市)でも、地域の制度動向を踏まえたご相談を承っています。
県内自治体でのブロック塀撤去補助や、地域の防災力向上を目的とした施設整備支援が展開されています。豪雨対策としての雨水浸透・貯留施設整備が組み込める場合もあります。
県のみどり施策や、環境省「地域脱炭素推進交付金」と連動した市町村独自の緑化・省エネ設備導入補助の活用余地があります。
「就学前教育・保育施設整備交付金」を軸に、県・市町村独自の保育環境改善補助を併用できないか確認するのが基本の流れです。
台風・豪雨に伴う土砂災害や浸水への備えとして、排水・雨水貯留施設の整備、ブロック塀撤去助成などの活用が検討しやすいエリアです。
県内市町村の脱炭素関連交付金や緑化推進事業と、園庭の里山的な植栽計画を組み合わせるご提案が可能です。
国の交付金をベースに、市町ごとの独自の施設整備・老朽化対策補助を組み合わせられないか、年度当初の情報収集が重要になります。
ブロック塀撤去や避難経路の安全確保に関する助成に加え、園庭を活用した避難訓練スペースの整備が評価されやすい傾向があります。
県内の脱炭素推進事業や太陽光関連補助と、日陰づくり・緑化工事を組み合わせたご提案を行っています。
震災後の子育て支援拡充の流れを汲み、独自の保育環境整備補助を用意している自治体が見られます。国の基盤制度と合わせて確認すると良いエリアです。
公共避難施設・防災拠点の機能強化に関する交付金との親和性が高く、園庭を地域の防災拠点として位置づける計画が採択されやすい傾向があります。
復興・脱炭素関連の交付金や、太陽光・蓄電池等の導入支援と連動した園庭整備の可能性があります。
国の基盤制度に加え、仙台市をはじめ市町村独自の保育環境改善策が展開されています。当事務所の仙台アトリエでは、地域制度の情報を随時アップデートしながらご提案しています。
東日本大震災の経験を踏まえ、防災拠点機能の強化に関する交付金や、雨水タンク・自立分散型エネルギー設備の導入支援が手厚い傾向にあります。園庭の避難機能をご提案の柱のひとつとしています。
仙台市等の独自施策や、環境省・国交省連携の「グリーンインフラ支援制度」と組み合わせた植栽・雨水活用計画のご相談が可能です。
民芸の精神とバイオフィリックデザインを融合した当事務所の設計思想を、各制度が掲げる政策目的(生物多様性の保全、防災力の強化、非認知能力の育成など)に紐づけてコンセプトを言語化。審査側に伝わりやすい図面・企画書に落とし込みます。
単年度の補助上限に縛られず、「防災機能の整備」「緑化・植栽」「遊具更新」のように複数年度・複数制度にまたがる段階的な施工計画をご提案。予算の平準化と、毎年の申請機会の最大化を両立します。
専門的な図面・設計図の作成、コンセプトの明文化、詳細なお見積書の作成まで、申請にあたって求められる書類作成を伴走支援。
ご注意:本ページに記載の補助金・助成金制度は、年度や自治体ごとの予算・要綱により内容が変更・終了となる場合があります。最新の対象要件・補助額・申請期間等につきましては、必ず所轄の自治体窓口へお問い合わせのうえご確認ください。
「遊具の数」や「敷地面積」で語られてきた園庭に、いま新しい評価軸が加わろうとしています。2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する国際目標「30by30」。この達成の鍵を握るのが、国立公園のような法的な保護区だけでなく、企業や教育機関が管理する緑地を保全エリアとしてカウントする、環境省の認定制度「自然共生サイト(OECM)」です。実際に、野鳥の営巣が確認された幼稚園の緑地が認定を受けた事例も既にあり、既製遊具中心の園庭から一歩踏み出すことは、もはや大企業だけの話ではなくなりつつあります。
当事務所が10年以上取り組んできた「生態系を実装する園庭」づくりは、既存樹木を活かした設計、里山の記憶を継承するビオトープ、地域に開かれた植栽計画など、実はこの認定基準と親和性の高い要素を数多く含んでいます。園庭を「消費される遊び場」から「育つ環境資産」へと捉え直すことは、子どもの非認知能力を育むだけでなく、環境リテラシーの高い保護者から選ばれる園づくりや、これからの施設経営における新しい選択肢にもなり得ると、私たちは考えています。
国際目標「30by30」、それを支える国際的な概念「OECM」、そして日本独自の認定制度「自然共生サイト」。3つの階層と、教育機関の緑地も対象になり得るという最新の考え方を、わかりやすく解説します。
環境保全への貢献を明示できることによる「選ばれる園」へのブランディング効果と、健全な生態系がもたらす自浄作用を活かした、自然な衛生・安全管理の両立が期待できます。
園庭の一角への部分的なビオトープ導入から、認定申請を見据えた敷地全体のグランドデザインまで。ご予算やご要望に合わせ、無理のない範囲からスタートできます。
現地調査から概算まで、丁寧にご対応いたします。建物の配置図・1階平面図・立面図・敷地写真などをご用意いただけると、より詳細なご相談が可能です。遠方の方はe-mail・郵送でのやり取りにも対応しています。
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上広谷361番地
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(平日 9:00〜18:00)
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