Living Shade for Children's Skin & Future
監修:株式会社アトリエ アムニー(1級造園施工管理技士・ビオトープ施工管理士 在籍/2008年創業)
夏の猛暑と強い紫外線から、園庭で遊ぶ子どもたちをどう守るか——。 人工の日よけシートを張るだけの対症療法ではなく、 樹木の蒸散作用で自然な涼風を生み、紫外線を吸収・分散させる 「生きた日陰」を、ランドスケープデザインの力で園庭につくります。 日陰は年月とともに育ち、木陰は子どもたちの 感性と探究心を育む「もう一つの教室」になります。
夏の猛暑や強力な紫外線。子どもたちが毎日元気いっぱいに遊ぶ園庭の環境対策は、いまや保育施設の最重要課題の一つです。 株式会社アトリエアムニーは、単に人工的な日よけシートを張るだけの対症療法ではなく、「ランドスケープデザインの力」でこの課題を根本から解決します。
ただ日陰を作るだけではありません。樹木は葉から水分を放出する「蒸散作用」によって周囲の熱を奪います。人工の日よけシート下と異なり、樹木の下は空気が循環し、湿度が適度に保たれるため、園庭全体が「呼吸する」空間へと変わります。木陰で過ごす時間は、子どもたちの自律神経を整え、穏やかな集中力と創造力を養う「回復の場」となります。
鉄のように硬く、腐らないウリン材が、子どもたちの成長と共に少しずつ美しい銀灰色へと変化していく様は、「自然界の時間の流れ」を視覚的に教える生きた教材です。防腐剤などの化学薬品を使わず、木のぬくもりをそのまま感じられる空間は、感性豊かな幼児期の触覚体験として極めて重要です。刺さりにくい高密度な繊維構造が、長期間安全を守り抜きます。
コンクリートや白砂利の照り返しは、地面に近い子どもたちの目や肌に強い紫外線を浴びせます。天然芝やウッドチップなどのグラウンドカバーは、光を吸収・散乱させることで紫外線被ばくを低減し、同時に「触る・踏む・匂う」という五感の刺激を提供します。転んでも痛くない環境が、子どもたちの大胆な挑戦(リスクテイク)を後押しします。
| 項目 | 一般的な園庭対策(シート・遊具) | アトリエアムニーの園庭づくり |
|---|---|---|
| 温度制御 | 遮光のみ(熱がこもりやすい) | 気化熱による冷却(涼風を生む) |
| 紫外線対策 | 遮蔽(一時的) | 吸収と分散(環境全体で被ばくを減らす) |
| メンテナンス | 老朽化による交換(廃棄物発生) | 経年美化(時とともに価値が増す) |
| 保育的価値 | 遊ぶための場所 | 命の循環を学ぶ「探究のステージ」 |
「生きた日陰」づくりは、造園・生態系の専門知識と長年の施工経験があってはじめて成立します。アトリエアムニーは国家資格を持つ技術者が現場に立ち、外部の審査機関からも評価をいただいてきました。
造園工事の施工計画・工程・品質・安全管理を担う国家資格。樹木の特性や生育環境を踏まえた「生きた日陰」の設計・施工管理を、有資格者が直接担当します。
生態系(ビオトープ)の保全・創出に関する専門資格。単なる植栽ではなく、地域の生態系に馴染む樹種選定と、長期的に自立して育つ環境づくりに活かしています。
第36回 緑の環境プラン大賞にて国土交通大臣賞、2019年度グッドデザイン賞、第1回 石川県景観大賞を受賞。ランドスケープデザインの専門性が外部機関からも評価されています。
園庭の紫外線・熱中症対策をご検討される園長先生や理事長先生からよくいただくご質問にお答えします。
A. 「遮るだけ」のシートと違い、日陰そのものが涼しさをつくり出します。
人工シートは光を遮るだけで、その下には熱がこもりやすいという弱点があります。一方、樹木は葉から水分を放出する蒸散作用によって周囲の熱を奪うため、木陰には自然な涼風が生まれます。紫外線も吸収・分散されるため被ばく量が抑えられ、シートのように数年で劣化・交換が必要になることもありません。年月とともに枝葉が茂り、日陰そのものが育っていきます。
A. むしろ一般的な防腐木材や既製の日よけ設備よりも、長期的なメンテナンスの手間とコストを抑えられる設計にしています。
日陰づくりのパーゴラやウッドデッキに使用するウリン材(アイアンウッド)は、抜群の耐久性を持ち、定期的な防腐剤の塗り替えが一切不要です。また、植栽には地域固有の在来種や自生力の強い樹木を中心に選定するため、過度な水やりや繊細な剪定管理は必要ありません。子どもたち自身が「水やり」や「落ち葉集め」を遊びの一部として楽しめる仕組みも合わせてご提案しており、先生方の日々のお世話の負担にならないよう設計しています。
A. はい、都市部の限られた敷地(小規模保育園やビルの合間の園庭)でも十分に可能です。
園庭全体を改修せずとも、砂場や集合場所など子どもたちが長く滞在するエリアに絞って、山採りの雑木やウリン材のパーゴラを配置する「部分的な日陰づくり」からご提案できます。壁面を利用した緑のカーテンや、小さなコーナーを活かした木陰スペースなど、敷地の広さに合わせた最適な「日陰のデザイン」をご提案します。まずは現在の園庭の図面や写真をもとに、お気軽にご相談ください。
子どもたちの肌と未来を守る日陰づくりは、未来への投資。予算確保の段階から、共に伴走します。
日陰づくりは、既存樹木の活用可否や施工範囲によって規模を柔軟に調整できます。一部エリアへの補植から園庭全体の日陰計画まで、アトリエアムニーでは園の規模やご予算に合わせた段階的なプランニングはもちろん、自治体の補助金・助成金申請を見据えたサポートも行っております。まずはおおよその目安をご確認ください。
砂場や集合場所など、子どもたちが長く滞在するエリアだけを日陰化したいというご要望に対応します。限られた予算と工期で、優先度の高い場所から紫外線・熱中症対策を実現します。
費用目安
50万円 ~ 150万円
工期目安
約2週間 ~ 1ヶ月
内容例: 山採りの木の部分的な補植 / ウリン材パーゴラの設置 / グラウンドカバーへの張替え
詳しく相談する →既存の人工日よけシートを撤去し、樹木中心の「生きた日陰」へ一新したいというご要望に。動線や複数エリアの日陰計画を含めた、より包括的な暑さ対策をご提案します。
費用目安
100万円 ~ 500万円
工期目安
約1ヶ月 ~ 1.5ヶ月
内容例: 既存日よけシートから樹木への切り替え / ウリン材ウッドデッキの拡張 / 複数エリアの複合的な日陰計画
詳しく相談する →新設の施設や、園庭全体の暑さ対策を完全に刷新したいというご要望に対応。日照シミュレーションから土壌改良まで、本格的な「生きた日陰」の環境づくりを実現します。
費用目安
300万円 ~ 1500万円以上
工期目安
約1ヶ月 ~ 2ヶ月
内容例: 敷地全体の日照・日陰シミュレーション / 土壌改良から行う本格的な植栽計画 / ビオトープと一体化した日陰づくり
詳しく相談する →保育施設の紫外線・熱中症対策や園庭緑化においては、国や自治体から補助金・助成金が交付されるケースが多くあります。アトリエアムニーでは、園の皆様がスムーズに申請を行えるよう、要項に合わせた「専門的な図面・設計図の作成」「コンセプトの明文化」「詳細なお見積書の作成」などを全面的にバックアップいたします。初めての申請でも担当者がしっかりと伴走いたしますので、予算確保の段階からお気軽にご相談ください。
現地調査から日照・日陰シミュレーション、概算まで、丁寧にご対応いたします。園庭の平面図・立面図・日当たりの様子がわかる敷地写真などをご用意いただけると、より詳細なご相談が可能です。遠方の方はe-mail・郵送でのやり取りにも対応しています。
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