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発酵食品メーカーと寺院が目指した飯能地域としてのライフタイムバリューの開発

お寺の森に、魔法の食卓を。飯能から始まる、新しい『おかえりなさい』の物語。
お寺は、祈りの場であるだけではない。 地域の未来を育み、人々が健やかに集う場所であってほしい。
そんな願いが、飯能の古刹・能仁寺と、発酵食品のプロフェッショナルであるピックルスコーポレーションとを結びつけました。コロナ禍を経て、私たちが本当に求める豊かさとは何かを問い直した先に、この前代未聞のプロジェクトは産声をあげたのです。
お寺の静かな森を抜けると、ふわりとパンの焼ける香り。 ここは、発酵・健康・食の魔法を体験できるテーマパーク【OH!!!】。 全国から厳選された発酵食品が並ぶショップ、心も体も喜ぶレストラン、そして自分の手で発酵に触れる体験工房。ここでのすべてが、私たちの命を内側から輝かせる「魔法」に満ちています。
禅の心に触れ、美しい庭を眺め、天覧山の自然に抱かれる。 古来より人々が心身を癒してきたこの場所の記憶と、「発酵」という営みがもたらす健やかな未来が、今、一つに溶け合います。
檀信徒という関係を超え、国籍や世代も超えて、誰もが「ただいま」と帰りたくなる場所に。 この壮大な地域ブランディングにおいて、私たちアトリエアムニーも、設計施工から管理まで、ガーデンデザイナーとしてその夢の実現に深く携わらせていただきました。伝統と革新が美しく調和する空間づくりをお手伝いできたことは、私たちの大きな誇りです。

YAWATAYA since1932
八幡屋











Pokopoko
ベイカリーPocopoco






Femy and PARI-SHAKI LABORATORY
レストランフェミィとパリシャキ研究所






法事にも使われるレストランの週末は予約客でいっぱいである。 寺院の荘厳な雰囲気もここでは景勝地の佇まいを感じさせる。

field
段々畑



Legacy
天覧山のヘリテージ~蔵原伸二郎一飯能の清流に息づく詩人
昭和四十年三月に六十五歳で逝去したが、その一か月前に、生前最後の詩集『岩魚』で読売文学賞を受賞している。 戦時中におびただしい数の戦争詩を書いた蔵原にとって、戦後の二十年はそれが思想的な負債となったごとく悲運であったが、最期にその独自の詩境が認められたことになる。
奥武蔵の豊かな自然と人々の温かさに心は安らいだようである。 戦後のすべての作品を飯能とその周辺で着した蔵原は、埼玉ゆかりの詩人といえる。
詩集『岩魚』は三十篇余りの作品で構成されている。 中でも「狐」を主題にした冒頭の六つの詩篇と、詩集のタイトルと同じ「岩魚」と題された作品は良く知られており、評価も高い。
飯能市の天覧山への登り口と、飯能戦争の舞台にもなった名刹能仁寺の東参道が合流している地点に、高さ三メートル近い大きな詩碑がある。 桜の木の枝に包まれるようにそびえているその碑には、「めぎつね」の冒頭部分が刻まれている。
この詩碑は、蔵原が死去した翌年の昭和四十一年に、当時の能仁寺住職萩野昌巳が会長を務めていた飯能市観光協会によって建立された。 (森川晃治著 さいたまの近代文学から抜粋)

Seikatsunoki Legacy
レガシーガーデン


首都圏随一のハーブ園として、多くの人々に愛されてきた、生活の木「薬香草園」。 ハーブがもたらす自然、健康、そして楽しさのある暮らしを教えてくれたあの場所は、2024年9月、惜しまれつつもその歴史に幕を下ろしました。
しかし、物語は終わりではありません。 私たちは、薬香草園が大切に育んできた植物たち、そして訪れる人々を優しく見守ってきたレンガや石のかけらを譲り受けました。それは、単なるモノではありません。そこに刻まれた時間、思い出、そして植物たちの生命(いのち)そのものです。 この「レガシーガーデン」は、飯能の歴史の一部である薬香草園の記憶と魂を未来へつなぐために生まれました。一つひとつの植物を移植し、石を置くたびに、私たちはその想いを紡いでいます。 ここは、飯能市民の皆様、そしてガーデニングを愛するすべての人々の心が通い合い、新たな物語が生まれる場所です。かつての薬香草園を愛した方も、初めて訪れる方も、この庭に流れる優しい時間を感じていただければ幸いです。


Nikonikolake
微笑みの池から、物語の頂へ。ようこそ、天覧山へ!
その名の通り、水面はいつも優しく微笑んでいるかのよう。ここから、飯能の歴史と自然が凝縮された、特別な山への小さな旅が始まります。 この山の名は、時代と共に人々の祈りや想いを受け止め、姿を変えてきました。 かつては篤い信仰を集めた「愛宕山」。 やがて、将軍の母・桂昌院が息子の病気平癒を願って石仏を奉納し、「羅漢山」と呼ばれた時代も。
そして1883年、一つの歴史が刻まれます。明治天皇がこの山頂から演習を統監されたことで、誇り高い「天覧山」の名を賜りました。
標高197m。気軽に登れる高さながら、頂から見渡す景色はまさに絶景です。眼下には愛すべき飯能の街並みが広がり、遠くには奥武蔵の山々と雄大な富士の姿が。頬をなでる風が、山の長い歴史をそっとささやきかけてくれるようです。
春には桜が舞い、夏にはツツジが燃え、秋には燃えるような紅葉が山を彩る。麓に佇むニコニコ池は、そんな四季折々の美しい物語を、すべて静かに見守っています。 地元で愛される銘酒「天覧山」にその名が刻まれているのも、この山がいかに飯能の人々の心に寄り添ってきたかの証でしょう。 ハイキングの始まりと終わりに、このニコ-ニコ池の畔で一息つけば、天覧山の物語がより深く心に染み渡るはずです。










Noninji
武陽山曹洞宗能仁寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)



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