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NANATSU MORI , KITTU and Tree Burial
七つ森と木倉と樹木葬
モダンでナチュラルな樹木葬霊苑です。
2021年7月【アトリエアムニー!】が霊苑デザイナー、施工業者、ガーデナーとして参加する樹木葬霊苑が阿部サダヲ主演映画『殿、利息でござる!』の舞台でもある奥州街道沿いにある仙台藩吉岡宿に開苑しました。吉岡の歴史と、地元の材料をふんだんに使っています。九品寺境内から七つ森を背景とした、故郷の懐かしさを感じさせる心地よい霊苑で故人を偲ぶとともに、吉岡の人々の憩いの場にもなることでしょう! 町人達の労を称えた『国恩記顕彰碑』も合わせお立ち寄りください。
ここはシルクロードのオアシスのように奥州街道の宿場らしさを、植物や石、空間で表現しています。そしてなによりモダンなデザインにしました。
自然の材料を使い豊かな空間を設計していきます。
木々は地元の山取。地元固有の自然を街中で再現しました。江戸時代からあるお寺の石々も大事に利用していくことで、モダンな中にも奥行や歴史の深みを感じさせ、飽きの来ない樹木葬ができました。
『国恩記顕彰碑』
今から250年ほど前のことです。宿場町だった吉岡(現宮城県黒川郡大和町吉岡)では、長い間続いた凶作などのため、月に6回開かれる市へ来る人の数も減り、生活に困る人が多くなってきました。また、吉岡を出て行く人が増えて、空き家が目立ってきました。当時、吉岡の人々は伝馬役といって、街道(奥州街道)を通る大名行列(参勤交代で、仙台藩領内の奥州街道を通過する大名は、伊達藩のほかに盛岡の南部藩、弘前藩、松前藩などがありました。)のために馬をひいたり、荷物運びの仕事をしたりしなければなりませんでしたが、その仕事もたいへんだったのです。(町役として伝馬役を負担していたのです) また、吉岡宿は奥州街道の宿駅だけでなく、中新田、岩出山を経て出羽国(秋田県・山形県)に至る街道の宿駅でもありました。両街道が合流するため、吉岡宿は、仙台藩では大きい方の宿場町になり、それだけ宿駅の負担も大きくなりました。そんな中、「このままでは町の将来が心配だ。何とかしてこの町の人々を苦しい生活から救い、宿場町を建て直したい」と考えた人々がいました。菅原屋(菅原)篤平治(すがわらやとくへいじ)、穀田屋(高平)十三郎(こくだやじゅうざぶろう)、穀田屋(高平)十兵衛(こくだやじゅうべい)、浅野屋(遠藤)周右衛門(あさのやしゅうえもん)、早坂屋(早坂)新四郎(はやさかやしんしろう)、穀田屋(高平)善八(こくだやぜんぱち)、遠藤寿内(えんどうじゅない)、千坂仲内(ちさかちゅうない)、遠藤幾右衛門(えんどういくうえもん)の9人です。菅原屋(菅原)篤平治は、お金を仙台藩に出資すれば、利息分がもらえるので町の人々にお金を分けることができると考えました。そして、穀田屋(高平)十兵衛とともに仲間と協力を呼びかけました。9人はお金を出し合い、足りない分は自分たちの財産を売り払い、命がけで借金をし、家族全員で働きにでることも覚悟して、千両もの大金を用意することにしました。9人は方々から借金をし、6年もの年月をかけてやっと千両を用意しました。それから、利息分がもらえるよう仙台藩に何度も何度もお願いし、その約束を取り付けてから千両を仙台藩に納めました。そして利息分のお金をもらうとそのお金を町の人々に分けました。仙台藩では9人の行いに対し、特別にほうびのお金をあたえましたが、9人はそれもまた自分のことには使わないで町の人々に分けました。町の人々はたいへん感謝しました。そして、9人に対する感謝の気持ちをいつまでも忘れないために、「国恩記」という記録が残されました。吉岡の龍泉院で住職をしていた栄洲瑞芝(えいしゅうずいし)というお坊さんが書きました。 この吉岡の救済事業は純粋に吉岡の人々から出た運動で、仙台藩も初め反対しましたが吉岡の人々の熱意に動かされ藩も認め曲折などもありましたが幕末まで続いたのであります。平成15年3月には、9人の行いを人間の美しい心の記録として、また郷土のほこるべき出来事として後の世に長く伝えていこうと九品寺(吉岡)に顕彰碑が建設されました。 「わたしたちの大和町」改訂版(平成24年3月大和町教育委員会発行)大和町HPより引用
菅原屋ご夫婦の墓碑(左)国恩記顕彰碑(右)
吉岡の観光資源として
吉岡観光の一翼を担うようになった九品寺と樹木葬。平日にも関わらず「吉岡宿歩いてくるりまちめぐり」の休憩処として次々と旅行者が観得るようになりました。また、町民の馴染みのお散歩コースでもあります。九品寺ご住職も法事に加え、参拝や休憩に来られる方々のご案内で忙しそうです。
『殿、利息でござる!』には仙台藩の7代藩主・伊達重村役でフィギュアスケーターの羽生結弦選手が出演し、街づくりに一役かっています。伊達重村(羽生結弦)が命名した「春風」「霜夜」「寒月」の酒銘は、浅野屋が醸造していたとされていましたが、この映画を機に「春風」は吉岡の酒屋さんでまた販売されています。
九品寺ホームページ
吉岡宿本陣案内所
樹木葬建設の記録
樹木葬とは、墓地(霊園)に遺骨を埋葬し、その周辺にある樹木を墓標として故人を弔う方法です。墓石などを設けず、樹木(花木)を墓碑として自然と共生する、新しいお墓の形態です。 樹木葬には、自然を生かした里山型と、整然と区画整備された墓地の一角にシンボルツリーを植え、個別納骨や合同葬とする公園型とがあります。最近では、季節の草花が植えられたガーデニング型の樹木葬も登場しています。
Projects お庭と外構・エクステリア・福祉施設・商業施設・店舗・工場など
Contents
プランと施工例・事例
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ご相談からプランまでのプロセス
アムニー日記
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